文芸素人講釈

古今東西の文芸作品について、講釈垂れさせていただきます。

春琴抄を歌いながらレビューしてみる話。

 

春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄 (新潮文庫)

 

 
えー、相も変わりません。本日は谷崎潤一郎著「春琴抄」をご紹介したく、とは言え普通にレビューするのもなんですから、今回はちょっと趣向を変えて、歌いながらレビューしたいと思うわけでございます。

 

というわけで、失礼して、あー、コホン、テステステス。

 

それでは、歌わせていただきます。新世紀エヴァンゲリオンの主題歌の替え歌で、「残酷な佐助のテーゼ」。


どうぞ!

 


ざーんーこーくな天使のように
しょーうーねーんよ、神話になーれー!

 


琴のバチがいま
顔のどこか叩いても
わたしだけをただ見つめて
微笑んでるあなた

 

そっとふれるもの
もとめることに夢中で
運命さえまだ知らない
いたいけな瞳

 

だけどいつか気付くでしょう
その手元には
遥か未来 突き刺すための
針があること

 

残酷な佐助のテーゼ
厠からやがて呼ばれる
ほとばしる熱いパトスを
その紙でふけるのなら
この宇宙(そら)に泣いて喜ぶ
少年よ しもべになれ!

 


マーリーヤー セーパーテーソー
マーリーヤー トゥーセー

 

「佐助!なんでこんなこともできへんの!」
こいさん、すんまへん!」
「佐助!あんさんなんかもう、出てお行き!」
「そんな、かんべんしとくれやす!」
「佐助!この阿呆!」
「こ、こいさん、やめとくなはれ!」
「佐助!」
ビシッ
「佐助!」
バシッ
「佐助!」
ドカッ
「佐助ーーー!!」
「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ」

 


ずっと眠ってる
わたしのSの本能
あなただけが Mの使者に
呼ばれる朝がくる

 

細い首筋を
月あかりが映してる
稽古中の時を止めて
虐げたいけど

 

もしもふたり逢えたことに
意味があるなら
わたしはそう 自由縛る
ためのバイブル

 

残酷な佐助のテーゼ
悦びがそしてはじまる
繰り返すいじめのかたち
その意味に目覚めたとき
誰よりも光を放つ
少年よ しもべになれ!

 

人は愛をつむぎながら
歴史をつくる
夫婦なんてなれないまま
二人は生きる

 

残酷な佐助のテーゼ
その目からやがて血を吹く
ほとばしる熱いパトスで
思い出を裏切るなら
この宇宙(そら)を抱いて輝く
少年よ しもべになれ!

 


……お粗末さまでございました。おなじみ谷崎潤一郎著「春琴抄」に関する素人の替え歌でございました。

 

あ、ちなみに、春琴抄と新世紀エヴァンゲリオンは何の関係もありませんから。(いや分かっとるわ)

 

春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄 (新潮文庫)

 

 

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